パナソニック株式会社は、オリンピックのTOPスポンサー※1として、2012年7月にイギリス・ロンドンで開催される第30回オリンピック競技大会(以下、ロンドンオリンピック)に協賛、過去最大規模の機器を納入します。当社は、国際オリンピック委員会(IOC)、ロンドンオリンピック組織委員会(LOCOG)、ならびにロンドンオリンピック放送機構(OBSL)の協力のもと、競技会場から、放送現場、ご家庭に至るまで、フルラインナップのHD機器で大会運営を強力にサポートすると共に、国際オリンピック委員会及びオリンピック放送機構(OBS)との3D技術パートナーシップにより、オリンピック史上初めての「3Dオリンピック」の実現に貢献します。
ロンドンオリンピックは、国際放送センター(IBC)から各国放送局に配信される国際映像信号がHD規格で制作されることに加え、開閉会式や各競技会場内の大型画面にもHD映像信号が配信されます。加えて、オリンピック放送機構に最新式一体型二眼式3Dカメラレコーダー(AG-3DP1)等、当社3D機器・技術を提供し、大会初の3Dオリンピックをサポートします。
既に大会映像記録フォーマットとして採用されている当社DVCPRO HD規格に加え、より高画質・高品質で映像を記録できるAVC-Intra規格でのファイルベースワークフローも新たに使用されることが決定しており、当社は国際放送センターに放送用半導体メモリー・ニュース取材システム「P2HD」シリーズなど多数の放送機器を納入します。当社放送機器が記録フォーマットに選ばれるのは、1992年バルセロナ大会以降、ロンドンが10大会目となります。
また、オリンピックパークで開催される開会式には、高輝度・高画質化をコンパクトボディで実現した世界最小・最軽量※2 20,000lmプロジェクター(PT-DZ21K、PT-DS20K)を設置し、観客に迫力あるHD映像をお届けすることで、開閉会式の演出を盛り上げます。
さらに、各競技場では過去最大の面数および面積のLED大型映像装置を納入。屋内競技会場では、103v型プラズマディスプレイがオリンピックで初めて競技会場の観客用映像ディスプレイとして採用されます。
当社は、こうした機器納入やスポンサー活動を通じて、"Sharing the Passion"のコンセプトのもと、世界のトップレベルのアスリートたちの情熱、緊張感、躍動感やそのパフォーマンスがもたらす感動を、会場だけでなく、放送技術を通じて全世界のご家庭にお届けします。
<会場へ納入予定のAV機器>
注)会場、選手村、メディアセンター、公式ライブサイト等のオリンピック関連施設を含む
DLP®は、テキサス・インスツルメンツ社の登録商標です。 <会場へ納入予定の放送機器>
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※1:TOPとは、"The Olympic Partner"の略で、最高位のオリンピックスポンサーのこと。パナソニックはこのプログラムの開始当初から参画をしています。(日本企業では当社のみ)
当社は、世界平和の実現を目指すオリンピック・ムーブメントの趣旨に賛同し、1987年に国際オリンピック委員会とTOPスポンサーの契約を締結。翌年開催されたカルガリー冬季オリンピック大会を皮切りに、これまで25年間にわたり、映像音響機器カテゴリーのTOPスポンサーとしてオリンピックに貢献してきました。
また、当社は2016年リオ・デ・ジャネイロ夏季オリンピック大会までのTOPスポンサー契約に調印しており、これからも世界中の人々とオリンピックの感動を分かち合う"Sharing the Passion"をコンセプトに、最先端の技術を通じてオリンピックの成功に貢献していきます。
※2:2012年5月30日現在、20,000lm以上のプロジェクターとして